当社設立の技術的基盤を形成した論文がFrontier of Science Awardを受賞し、新田尚・代表取締役および合田圭介・取締役らがInternational Congress of Basic Science (ICBS)第一回大会(中国・北京)にて催された授賞式典に参加しました。

Frontier of Science Awardは過去5年間に発表された論文のうち最も学術的インパクトが高いものを表彰するもので、2018年にCell誌に掲載された“Intelligent Image-Activated Cell Sorting”が理論計算機情報科学分野の受賞論文に選ばれました。受賞論文の責任著者および筆頭著者の合田圭介と新田尚がICBS第一回大会(中国・北京)の開会セレモニーにて行われた受賞式に参加しました。

今回アワードを受賞した論文は内閣府ImPACTプログラム「セレンディピティの計画的創出(合田圭介PM)」の成果として得られた象徴的な研究業績で、科学ジャーナルCellに2018年に掲載されました(詳細はこちら)。文部科学大臣表彰科学技術賞の受賞Berthold Leibinger Innovationspreis 2020のファイナリスト選出など、これまでも国内外から広く評価されてきました。

株式会社CYBOはこの論文で培った技術を基盤として2018年に設立して以来、ENMAやSHIGIなどの技術開発を進めて参りました。当社は引き続き、画期的な最先端技術を医療など実社会の課題解決に役立てるべく、事業を発展させて参ります。