当社のSHIGIプロジェクトで進めている開発テーマ「AI技術を活用した顕微鏡検査支援プラットフォームの開発」が、市村清新技術財団の第108回新技術開発助成に採択されました。採択企業は本日付の日刊工業新聞でも紹介されました。
癌細胞や血液細胞などの顕微鏡検査の現場では、疾患を早期発見するために多くの検体を精密に検査することが求められる一方、人手不足も深刻で、現場の負担は増しています。本開発ではこの課題に応えるために、細胞検体の高速デジタル撮像と高精度なAI技術とを組み合わせた細胞検査システムを開発します。これと並行して、がん研究会有明病院や東京大学との共同研究も継続し、がんや血栓症などにおける細胞検査用のAI開発の実用化を加速します。当社は癌や感染症などの人の疾病の早期発見や重症化診断などのソリューションを提供することで、社会に広く貢献することを目指します。